リハビリテーション科
当科の紹介
わが国では1996年に「リハビリテーション科」の標榜が認められ、その4年後の2000年に当院のリハビリテーション科が創設されました。当初は運動器疾患への理学療法を中心にスタートいたしましたが、時代の変遷や医療の進歩とともにリハビリテーション医療の重要性が広く認知されるようになり、現在では全科からの依頼を受けて、あらゆる疾患に対するリハビリテーション治療を提供しております。
「リハビリテーション」というと、激しい運動や特別なトレーニングのことを指すと思われがちですが、もともとの意味は「再びその人らしく生きる権利の回復」です。リハビリテーション医療の観念に従い、身体活動や認知機能はもちろんのこと、摂食やコミュニケーションなどあらゆる活動において支援を行っております。
急性期・救命救急・高度医療機能を有する地域中核病院のリハビリテーション部門としての役割を果たし、今後も一人でも多くの方々に元気で活動的な生活に戻っていただけるよう、日々の診療に努めさせていただきます。
「リハビリテーション」というと、激しい運動や特別なトレーニングのことを指すと思われがちですが、もともとの意味は「再びその人らしく生きる権利の回復」です。リハビリテーション医療の観念に従い、身体活動や認知機能はもちろんのこと、摂食やコミュニケーションなどあらゆる活動において支援を行っております。
急性期・救命救急・高度医療機能を有する地域中核病院のリハビリテーション部門としての役割を果たし、今後も一人でも多くの方々に元気で活動的な生活に戻っていただけるよう、日々の診療に努めさせていただきます。
最近の話題
- 日本リハビリテーション医学会認定研修施設の認定を受けました。引き続き、地域基幹病院としての質の高い急性期リハビリテーション医療を提供してまいります。
- 発症早期からのリハビリテーション介入を行えるよう、急性期病院としては珍しい、「365日リハビリテーション」を行っております。
- 退院後も途切れることのないリハビリテーションを円滑に行なっていけるよう、松江圏をはじめとした近隣の医療機関・介護施設などとの円滑な地域連携をすすめております。「地域連携パス」を取り入れ、リハビリテーションの状況や評価が継続して活かされるしくみを構築しています。
当科の診療実績
リハビリテーションの必要性が認知されるとともに、年々診療患者数が増加し、2012年度と比べますと、現在では2倍近くの診療依頼を受けております。
また、診療内容としましても、院内の全科からあらゆる疾患に関する相談を受けております。
また、診療内容としましても、院内の全科からあらゆる疾患に関する相談を受けております。
リハビリテーション科診療患者数の推移(人)
理学療法 | 作業療法 | 言語聴覚療法 |
|
2012年度 |
2824 | 536 | 669 |
2021年度 | 4725 | 846 | 1289 |
2022年度 | 4715 | 816 | 1482 |
2023年度 | 4476 | 766 | 1200 |
入院リハビリテーション施行単位総数:109293単位
スタッフ紹介
それぞれ専門性の異なる3名の常勤医と1名の非常勤医が在籍しております。また、療法士部門には、理学療法士33名、作業療法士7名、言語聴覚士7名が在籍しております。(2023年5月時点)
リハビリテーション科部 部長
北惠 詩穂里(きたえ しほり)
1995年 愛媛大学卒
1995年 愛媛大学卒
<資格等>
医学博士
日本リハビリテーション医学会認定リハビリテーション科専門医・指導医
日本神経学会認定神経内科専門医・指導医
日本内科学会認定総合内科専門医・認定医・指導医
日本脳卒中学会認定脳卒中専門医・指導医
義肢装具判定医師
<所属学会>
日本リハビリテーション医学会
日本神経学会
日本内科学会
日本脳卒中学会
<専門分野>
脳血管リハビリテーション
リハビリテーション科部 副部長
木下 香織(きのした かおり)
2003年 鳥取大学卒
2003年 鳥取大学卒
<資格等>
日本内科学会認定内科医
日本神経学会認定神経内科専門医
<所属学会>
日本神経学会
日本内科学会
日本神経治療学会