救急部
救急部(救命救急センター)
救命救急センターの紹介
松江赤十字病院救命救急センターは、県都松江と隠岐諸島を含む島根県最大の医療圏の重症患者診療を担っています。生命に危険をおよぼすような三次救急疾患(重症外傷、心筋梗塞・大動脈解離などの心血管、脳出血・脳梗塞などの脳血管疾患、急性呼吸不全、急性薬物中毒、広範囲熱傷、切断肢指など)の診療だけでなく、一次・二次救急疾患にも幅広く対応しています。救急車による搬送件数は年間約4,500〜5000件であり、ヘリコプターによる遠隔地からの搬送も含め島根県内の医療機関で最も多くの患者さんを受け入れています。
ある日突然襲ってくる病気や怪我は、例えそれが軽症でも重症でも、患者さんだけでなくご家族にも大きな苦痛と不安を与えることになります。そんな急性期疾患を抱えた皆さんが安心して受診できるよう、当センターでは充実した救急医療体制を24時間365日取り続けています。
平日は専従医が、夜間・休日は内科系・外科系の当直医が、研修医を指導しながら初期診療を行なっています。このシステムは各診療科専門医のバックアップがあってはじめて成り立っており、より専門的な治療が必要される場合には専門医と迅速に連携を行なっています。また、救急医療を支える看護師、薬剤師、放射線技師、臨床検査技師、事務職員もそれぞれ24時間体制で勤務しています。
また、重症患者に対応するため救命救急センター15床、集中治療室12床を有しており、救急外来からの継続した治療・管理を可能としています。
救命救急センター 救急搬送応需状況
【2022年】
救急搬送患者数:4,951人
不応需数:7人
応需率:99.8%
不応需理由:重症患者対応中 3件、ベッド満床 2件、三次救急以外制限中 1件、その他 1件
【2023年】
救急搬送患者数:5,005人
不応需数:25人
応需率:99.5%
不応需理由:三次救急以外制限中 13件、重症患者対応中 10件、ベッド満床 1件、その他 1件
不応需数:25人
応需率:99.5%
不応需理由:三次救急以外制限中 13件、重症患者対応中 10件、ベッド満床 1件、その他 1件
救急部の紹介
<救急部の特徴>
一人の患者さんが抱える病気は一つとは限らず、多くの病気を抱えておられることがあり、その重症度も軽症から重症まで様々です。外来を受診された際には明確な診断がつかないこともあり、入院中に新たな病気を発症することもあります。
救急部では、
・救急外来を受診される患者さん
・救命救急センターや集中治療室(ICU)での治療が必要な重症患者さん
・救急領域疾患(体温異常、中毒、ショック、敗血症、重症外傷、心停止後など)
・総合診療科外来からの入院患者さん
を主に担当しています。
救急外来での手術、人工心肺(ECMO:エクモ)など高度かつ専門的な治療を行うこともありますが、原因不明の意識障害、不明熱、膠原病を疑う疾患など重症度や臓器に関係なく幅広い患者さんの診療を行なっています。
救急部では、
・救急外来を受診される患者さん
・救命救急センターや集中治療室(ICU)での治療が必要な重症患者さん
・救急領域疾患(体温異常、中毒、ショック、敗血症、重症外傷、心停止後など)
・総合診療科外来からの入院患者さん
を主に担当しています。
救急外来での手術、人工心肺(ECMO:エクモ)など高度かつ専門的な治療を行うこともありますが、原因不明の意識障害、不明熱、膠原病を疑う疾患など重症度や臓器に関係なく幅広い患者さんの診療を行なっています。
<松江日赤ECCM>
集中治療科とともに松江日赤ECCM(Emergency and Critical Care Medicine)として活動しており、日々のカンファレンス、情報共有も行いながら総合診療・救急・集中治療の三位一体の医療を目指しています。さらに、科学的根拠に基づいた医療を提供すべく、院内・院外での勉強会、臨床研究、執筆・学会発表、教育、他施設との交流も積極的に行い、世界水準の医療を提供できるよう日々研鑽を積んでいます。
Instagram、Twitter、Facebookで松江日赤ECCMの情報を発信していますので是非ご覧ください。
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<松江日赤ECCM>
集中治療科とともに松江日赤ECCM(Emergency and Critical Care Medicine)として活動しており、日々のカンファレンス、情報共有も行いながら総合診療・救急・集中治療の三位一体の医療を目指しています。さらに、科学的根拠に基づいた医療を提供すべく、院内・院外での勉強会、臨床研究、執筆・学会発表、教育、他施設との交流も積極的に行い、世界水準の医療を提供できるよう日々研鑽を積んでいます。
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<院内迅速対応システム(RRS: Rapid Response System)>
入院中に病気が進行したり、新たな病気が生じたりすることで患者さんの容態が悪化することを「急変」と呼びます。この急変を早めに察知し迅速に対応するシステムがRRSであり、入院患者さんの治療において良好な結果をもたらすと報告されており日本中の医療機関で導入が進んでいます。
当院でも令和3年度から救急部・集中治療科・ICUを主軸としてRRSを導入しました。病棟や外来で患者さんが急変された場合にはRRSが起動し迅速に対応しています。活動開始から2年が経過し、病院内での認知度が高まり要請件数も増加してきており更なる飛躍を目指しています。
当院でも令和3年度から救急部・集中治療科・ICUを主軸としてRRSを導入しました。病棟や外来で患者さんが急変された場合にはRRSが起動し迅速に対応しています。活動開始から2年が経過し、病院内での認知度が高まり要請件数も増加してきており更なる飛躍を目指しています。
スタッフ紹介
救急部 部長
田邊 翔太(たなべ しょうた)
2008年 自治医科大学卒
2008年 自治医科大学卒
<資格等>
日本救急医学会認定救急科専門医
日本集中治療学会認定集中治療専門医
日本内科学会認定総合内科専門医
日本救急医学会認定救急科専門医
日本集中治療学会認定集中治療専門医
日本内科学会認定総合内科専門医
日本プライマリ・ケア連合学会認定プライマリ・ケア認定指導医
日本化学療法学会認定抗菌化学療法認定医
インフェクションコントロールドクター(ICD)
FCCSインストラクター
日本DMAT隊員
臨床研修指導医
<所属学会>
日本救急医学会
<所属学会>
日本救急医学会
日本集中治療医学会
日本内科学会
日本プライマリケア連合学会
日本化学療法学会
日本臨床救急医学会
<専門分野>
救急、総合診療、集中治療
救急、総合診療、集中治療
救急部 医師
秦 昌子(はた まさこ)
2010年 広島大学卒
2010年 広島大学卒
<資格等>
日本救急医学会認定救急科専門医
日本集中治療学会認定集中治療専門医
麻酔科標榜医
<所属学会>
日本救急医学会
<所属学会>
日本救急医学会
日本集中治療医学会
日本麻酔科学会
<専門分野>
ER救急
ER救急
救急部 医師
山﨑 潮(やまさき うしお)
2004年 川崎医科大学卒
2004年 川崎医科大学卒
<資格等>
日本救急医学会認定救急科専門医
日本救急医学会認定救急科専門医
<所属学会>
日本救急医学会
日本集中治療学会
日本内科学会
<専門分野>
救急領域
救急領域