教育研修部門
教育研修部門
1.はじめに
2.松江赤十字病院の教育理念
3.松江赤十字病院の教育目標
4.教育研修推進室の役割
5.松江赤十字病院職員研修体系
6.院内集合研修体系図
7.研修室・実習生室、別館2実習生室
8.教育研修推進室で使用できるシミュレーター
9.研修生・実習生受け入れ
10.研修の実際
2.松江赤十字病院の教育理念
3.松江赤十字病院の教育目標
4.教育研修推進室の役割
5.松江赤十字病院職員研修体系
6.院内集合研修体系図
7.研修室・実習生室、別館2実習生室
8.教育研修推進室で使用できるシミュレーター
9.研修生・実習生受け入れ
10.研修の実際
はじめに
教育研修推進室長 垣羽寿昭
当院の教育研修推進室は平成22年に設置されました。病院における教育というと研修医や看護師の教育を想像しがちですが、当院の教育研修推進室では「教育」だけにとらわれず、全職員を対象とした人材育成という視点でも教育活動を企画、実施、支援しています。
当院の教育目標には、患者さんを中心に考え、安全で良質な医療が提供できるよう他職種と協働してチーム医療を行っていく、医療のプロフェッショナルとしての自覚を持ち自己研鑽を積んでいくのはもちろんのこと、次世代の医療人も育成していくということが謳われています。そして、育成するのは、自院の職員のみならず、地域の教育病院として、医学生、看護学生、その他のメディカルスタッフを目指す学生も対象となっています。
これまでも地域の教育病院として研修医や看護師の育成については医療現場でのOn the job trainingの他に特別のプログラムを組み、力点を置いた研修を行ってきました。しかし、現在においては医師、看護師だけでなく、全ての職員において自己啓発・能力の向上、病院の健全経営、病院の社会貢献を目指す研修が必要になってきています。そのため、目的意識を持って能動的かつ計画的に学習できるよう「研修ガイド」を作成し、年間の研修計画を網羅的に示すことにしました。また、「キャリア開発シート」も活用し、上司と相談しながら年度目標を立てて年度末に振り返るという制度も作り、PDCAサイクルを回しながら研修が進んでいくよう心がけています。
近年、地震だけでなく台風や豪雨など日本各地で災害が起こっています。赤十字の重要な任務の一つに「災害救護」があり、日本赤十字法では救護員の確保や養成が義務づけられています。職員一人一人が「赤十字の職員である」という自覚を持ち、医療救護や心のケアなど発災時には迅速かつ効果的に活動ができるよう、平時より救護活動に関する研修も行っていく必要があると考えています。
教育研修推進室では、当院が活力に満ちて地域に貢献できる病院であり続けるために、全ての職員が人材育成のマインドも持ち、成長し続けることができるような環境づくりに取り組んでいきます。
松江赤十字病院の教育理念
当院の理念に基づき、高度な知識・技術及び倫理観を備え、自律性・創造性に富む人材を育成する。
松江赤十字病院の教育目標
1.安全で良質な医療が提供できる
2.常に患者中心に考え、思いやりを大切にした実践ができる
3.チーム医療のメンバーの一員として自己の役割を認識し、協働して役割を遂行できる
4.専門職業人としての意識をもち、更なる成長を目指し、自己研鑽できる
5.教育病院として次世代の医療人を育成する
2.常に患者中心に考え、思いやりを大切にした実践ができる
3.チーム医療のメンバーの一員として自己の役割を認識し、協働して役割を遂行できる
4.専門職業人としての意識をもち、更なる成長を目指し、自己研鑽できる
5.教育病院として次世代の医療人を育成する
教育研修推進室の役割
- 当院の基本理念を実現すべく、教育理念・教育目標に沿って、各種教育研修プログラムの企画・運営・評価・フィードバックを実施、支援する
- これからの医療を担う後進者を支援する
松江赤十字病院職員研修体系
職員研修体系図(PDF) (69KB) |
院内集合研修体系図
時系列の視点からの集合研修体系図 (73KB) |
本館研修室・実習生室、別館2実習生室
研修医、看護職員、その他の医療技術職が治療処置手技等の練習ができるようにシミュレーターや備品等を整備しています。また、病床環境にできるだけ近づけた研修室(ベット5床)を整え、実践同様に繰り返し練習ができるように支援しています。
実習生や研修生がカンファレンス、休憩等に使用できる実習生室を計5部屋完備しています。
教育研修推進室で使用できるシミュレーター
シミュレーター 一覧 (240KB) |
研修生・実習生受け入れ
主な受け入れ
- 職場体験学習 (中学生、高校生など)
- 看護学生、医学生、その他医療系学生実習
- 他施設からの見学、体験研修