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日本赤十字社
松江赤十字病院
〒690-8506
島根県松江市母衣町200
TEL.0852-24-2111
FAX.0852-31-9783
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http://www.matsue.jrc.or.jp/
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リハビリテーション部門

 

リハビリテーション部門

リハビリテーション部門
 
1.リハビリテーション課
2.運動器リハビリテーション係
3.心臓リハビリテーション係
4.呼吸リハビリテーション係
5.がんリハビリテーション係
6.脳血管リハビリテーション係
7.作業療法係
8.言語聴覚療法係
9.資格・所属学会
 

リハビリテーション課

リハビリテーション課
 
 当院リハビリテーション科は、医師2名、理学療法士32名、作業療法士7名、言語聴覚士7名のスタッフで構成されています。各スタッフは「運動器リハビリ」「がんリハビリ」「呼吸リハビリ」「心臓リハビリ」「脳血管リハビリ」「作業療法」「言語聴覚療法」それぞれを専門とした係に分かれて活動し、急性期からのリハビリテーションに携わっています。
 
 急性期のリハビリテーションで大切なことは、不要な安静による廃用症候群の予防と早期からの機能回復を行うことです。そのため理学療法士は365日体制でリハビリ対応しています。作業療法士・言語聴覚士は、土曜日・祝日のリハビリ対応を行っています。
 
 リハビリテーション科では、神経内科、脳神経外科、整形外科、呼吸器外科、循環器内科、心臓血管外科、乳腺外科をはじめ、院内ほぼ全科からの依頼に対応しており、平成27年のリハビリテーション依頼件数は年間3000件を超えています。
 そして、スタッフは院内各種カンファレンス(退院支援カンファレンスなど)、地域スタッフとの合同カンファレンス、チーム医療(呼吸ケアチーム(RST)、栄養サポートチーム(NST)、褥瘡回診、転倒転落回診など)に積極的に参加し、院内他部門および地域との連携を図っています。
 

運動器リハビリテーション係

運動器リハビリテーション係
 
  「運動器」とは骨や筋肉、関節などの体を動かし・支える組織・器官のことで、骨折や変形性関節症、腰痛、スポーツ障害などの疾患を生じます。
また、運動器疾患は日常生活や仕事、余暇活動を困難にし、生活の質(QOL)を低下させる原因となります。
 「運動器リハビリテーション係」は運動器に疾患を持った患者さんの身体機能の改善およびQOLの維持・向上を目標に、理学療法を行っています。
   
地域連携について 
 当院では大腿骨頸部骨折を対象に近隣病院との連携を強化しています。
当院にて手術後、リハビリテーションを開始します。そして、他院へ転院後もリハビリテーションを行い、自宅や社会復帰を目指します。
 このように近隣病院と連携を図り、切れ目ないリハビリテーションを提供しています。
 
 

心臓リハビリテーション係

心臓リハビリテーション係
 
  心臓リハビリは、主に心臓の病気で入院された患者さまを対象に、個々の状態に合わせた運動を行い、体力の向上を目指し、また再発予防のための指導を行うリハビリテーションです。
 当院は島根県で最も早く心臓リハビリを始めた施設で、3名の心臓リハビリテーション指導士が在籍し、心臓リハビリテーション学会公認の施設に登録されています。
 
 心臓の手術をされる予定のある患者さまには手術前よりリハビリを開始し、起き上がる動作や呼吸法の指導を行います。手術後は翌日より集中治療室で看護師と一緒にリハビリを行います。
 心臓の病気で入院された患者さまには退院する前に心肺運動負荷試験(CPX;cardiopulmonary exercise test)を行い、心筋梗塞や心不全などの再発予防に向けた運動の目安を調べて指導します。CPXは2012年より導入し、2015年までのところで200件以上行っています。
 
心臓リハビリテーションは医師、看護師、薬剤師、臨床工学士、臨床検査技師、管理栄養士、社会福祉士、理学療法士等の多職種で包括的に行うものです。当院では、多職種が集まり術前カンファレンスや定期的な心不全カンファレンスを行い、患者さまの現在の状況や今後の方針等を話し合い、情報を共有し治療にあたっています。
 

呼吸リハビリテーション係

呼吸リハビリテーション係
 
  呼吸リハビリテーション係では、主に呼吸器疾患で入院された患者さまを対象に、息切れに応じた運動や呼吸指導、排痰法を行い、息切れの改善や痰を出す力を高めることを目標に行っています。また、在宅酸素療法が必要となった患者さまに対して、機器の使用方法の指導や息切れが生じにくい動作の指導なども行います。
 
 呼吸機能の状態や持久力を調べるために運動負荷試験(6分間歩行試験、心肺運動負荷試験)を行っています。患者様の病態の変化を把握し、個々の生活状況に適した運動指導を行っています。
 
 また、肺癌などで手術をされる患者さまのリハビリも行っています。手術前日に訪問し、パンフレットを用いてリハビリの目的やスケジュールの説明をします。手術後は翌日より運動を開始します。早期より歩行訓練を行い、肺炎などの術後合併症予防と早期退院を目指します。
 
 当院では2012年3月より人工呼吸器を装着されている患者さまを対象に、呼吸ケアチーム(RST:Respiratory Support Team)で毎週1回の回診を実施しています。理学療法士もメンバーの一員として参加しており、医師、認定看護師、臨床工学技士とともに人工呼吸器からの離脱が速やかに行えるよう取り組んでいます。集中治療室(ICU)や救急救命病棟(ER)で人工呼吸器が装着されている状態でも、早期から医師の指示のもと積極的にリハビリテーションを行っています。
 
 
 
 【ICUでの人工呼吸器装着患者さまの理学療法】
 
 

がんリハビリテーション係

がんリハビリテーション係
 
 がんのリハビリテーションでは、がんあるいはがんの治療によって生じる障害のある患者さま、もしくは障害が生じる可能性のある患者さまを対象としています。当院では、手術や抗がん剤治療などの治療前から開始する予防的なリハビリから終末期のリハビリまで、がん治療のどの段階においてもリハビリテーションが可能です。緩和ケアチームにも参加しており、患者さまが自分らしく生きるためのサポートができるように他職種と協働しながら介入しています。また、患者さま自身が過ごしたいと思う場所へスムーズに戻れるように、近隣の医療施設などとも連携しながら行っています。
 
 
 リンパ浮腫の治療について
 リンパ浮腫は、乳がんや子宮がん、前立腺がんなどの手術後に発症することが多いとされています。一度発症すると繰り返したり、放置して悪化すると治りにくい疾患です。当院では、リンパ浮腫治療の専門的な教育を受けた理学療法士(医療リンパドレナージセラピスト中級講習会終了、リンパ浮腫指導技能者養成講座終了)より、リンパ浮腫の治療や予防のための指導、セルフケアについての指導なども行っています。また、リンパ浮腫の正しい知識を身につけ、継続してセルフケアを行ってもらえるように、患者さまおよび医療者に向けて、リンパ浮腫に関しての講演会を開催しています。
 

脳血管リハビリテーション係

脳血管リハビリテーション係
 
  脳血管リハビリテーション係は365日早期からの理学療法介入を行なっています。一般病棟はもとより、救命救急センター(ERC)や集中治療室(ICU)での介入も行なっています。

 院内の医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、医療相談員や、地域連携パスを使用した院外スタッフとの連携を図りつつ、急性期治療場面の理学療法、療養生活中の問題解決、退院支援に力を入れています。スタッフは脳神経センターミーティング、脳神経センターカンファレンス、神経内科部長回診に積極的に参加しています。

 

作業療法係

作業療法係
 
  作業療法係では、更衣・食事・排泄などの日常生活における諸動作や、調理・洗濯・掃除などの生活関連動作の回復や工夫、また、上肢を中心とした機能回復を目指します。対象は成人脳損傷、小児、整形外科、形成外科疾患などを中心にしており、成人脳損傷、小児においてはボバースコンセプトと呼ばれる概念を用い、整形外科・形成外科疾患に対しては関節運動学的アプローチと言われるテクニックを用いてリハビリ(セラピー)を行っております。
 
 現在のスタッフは7名体制で、5名がボバースコンセプトの成人基礎講習会を受講しており、うち1名が小児領域の基礎講習会を受講しています。また、整形外科領域においては1名が関節運動学的アプローチの講習会を受講しています。それぞれの分野の知識を基に、他職種とカンファレンスを中心とした連携をとりながらリハビリ(セラピー)に当たっています。また、作業療法係においては、各診療科からの外来フォローもさせていただいています。
 
成人脳損傷への作業療法
 脳損傷による機能障害は片麻痺、高次脳機能障害として表現されます。しかし、人の行為は重力に対する姿勢の安定を背景に認知/行動として現れています。脳の重要な機能は、姿勢を安定化させ外的環境を適切に理解し適応行動を行うという作業であり、脳損傷による影響は片麻痺という簡単な表現で表されるものではないと考えられます。臨床症状の評価と神経生理学的な知識をもとに姿勢と運動/認知をそれぞれ関連付けつつより良い回復を目指しリハビリテーションを行うようスタッフは努力をしています。
 
小児の発達に対する作業療法
 成人と小児、特に生まれながらに脳の機能に何らかの損傷を受けてきた子供さんは異なります。生まれながらに脳に何らかの障害を持った方達は生まれる前、生まれた後に学習するはずの運動~感覚経験の機会が失われていることが分かってきています。どのような経験を提供すべきかを共に考えていければとリハビリテーションを行っています。

整形外科/形成外科疾患に対する作業療法
 上肢や手指の骨折に代表されるリハビリテーションは関節運動学的アプローチを基本に行っています。急性期におけるこれらの損傷は初期の治療および手術などに影響されます。どのような治療や手術が行われたのか、禁忌事項や運動の制限などについて医師と連携をとりながらリハビリに当たっています。
 

言語聴覚療法係

言語聴覚療法係
 
 脳血管障害や口腔・骨・中咽頭腫瘍等による器質的疾患、呼吸器疾患や術後等の長期臥床による廃用により生じた、失語症・構音障害・音声障害・高次脳機能障害・嚥下障害などを有した患者さまに対して言語聴覚療法を行っています。対象は小児から成人まで幅広く対応しています。
 
 言語障害(失語症、構音障害、音声障害)のある患者さまには、発声・発音のリハビリを行い、その方にあったコミュニケーション方法を患者さまやご家族さまへ指導し、より円滑にコミュニケーションがとれるように支援します。
 
 嚥下障害のある患者さまには、摂食・嚥下機能の回復を目指して、主治医・リハビリテーション医師・看護師・理学療法士・作業療法士・栄養士・社会福祉士等の多職種と連携を取りながら訓練を進めています。
 
 また、患者さまに合わせて必要な時には画像評価(嚥下造影検査、喉頭内視鏡検査)を実施しリハビリを進めます。そして安全に口から食べられるように、誤嚥防止の方法や各種訓練法(咀嚼訓練・冷却刺激法・シャキア法、バルーン訓練、IOCなど)を指導します。

 

※嚥下造影検査(VF検査)
 X線透視下で造影剤(造影剤入りのゼリーやヨーグルト、クッキー、蒸しパンなど)を飲み込んで頂き、透視画像で嚥下状態をみる検査
※喉頭内視鏡検査(VE検査)
 経鼻的に鼻咽腔喉頭ファイバー(内視鏡)を挿入して、食べ物を飲み込んで頂き直視下で嚥下状態をみる検査
 
 多職種との連携として、院内各種カンファレンスに参加して情報を円滑に収集・提供しチーム医療に貢献しています。また、院内委員会(誤嚥窒息部会)や病棟単位、患者会等にて、口腔ケア、失語症、嚥下障害について研修会を実施しています。主に耳鼻科領域に関しては、手術が必要な患者さまに対して術前から訪問し、可能な場合は術中の見学も行い、関係スタッフとの連携や全身状態の理解を深めリハビリテーションを進めています。
 

資格・所属学会

資格・所属学会
 
 <資格>
  ・日本理学療法士協会認定理学療法士(呼吸)
  ・心臓リハビリテーション指導士
  ・3学会合同呼吸療法認定士
  ・リンパ浮腫療法士
 
<所属学会>
  ・日本理学療法学会
  ・日本作業療法学会
  ・日本言語聴覚学会
  ・日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
  ・日本心臓リハビリテーション学会
  ・日本乳がん学会
  ・日本摂食嚥下リハビリテーション学会
  ・日本外科代謝栄養学会
  ・日本静脈経腸栄養学会
  ・日本褥瘡学会
  ・ペインクリニック学会
  ・認知神経リハビリテーション学会
  ・高次脳機能障害学会
  ・嚥下医学会
 
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