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日本赤十字社
松江赤十字病院
〒690-8506
島根県松江市母衣町200
TEL.0852-24-2111
FAX.0852-31-9783
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病院長あいさつ

 

病院長あいさつ

病院長あいさつ
 

少子高齢化が進むと一体どのような未来が待ち受けているのでしょうか。少し想像してみますと、少子化により税金を負担する労働人口が減っていくので税収が減り、高齢化により福祉への支出が増えるので、国家の財政を維持するためには増税をせざるを得ません。当然年金の基礎になる保険料を拠出する人も減るわけですから、年金は減るでしょう。国からの給付は減り、国民の負担が増えて、この先、生活が楽になるとも思われません。


医療においては人口の多い団塊の世代が死に絶えるまで、医療費は増加していき、国家予算のかなりの部分を占めることになります。医療制度を保つために医療費が切り詰められ、患者の負担も増やさざるを得ないでしょう。医療費が下げられるということは、医療のレベル・サービスを下げることにつながります。つまり、万人が満足のいく治療はできなくなるのではないでしょうか。


地域医療構想は団塊の世代が後期高齢者の仲間入りする2025年を見すえて医療機関の整理をしようというものですが、一方で地域包括ケア(簡単に言うと高額な医療費がかかる病院から早く退院してもらい、安く上がる(本当にそうでしょうか)自宅で医療を行っていきましょうということです)もうまく進めないと医療が壊れてしまうことになりかねません。これらが成立できるようになるためには医療関係者のみならず、地域住民の方々の参加や協力が必要になります。


つまり、みんなが少しずつ我慢せざるを得ない未来があるというように思います。国も国民にもっと情報を伝える必要があると思いますが、国民も他人事と思わずに積極的に情報収集し、発言していただきたいものです。


ともあれ、当院としてはどのような状況になろうとも、これからも地域の基幹病院として高度・良質な医療を提供し続けていく覚悟でありますので、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
 

 

院長 秦 公平(はた こうへい)

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